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メディアのデジタル化により、放送業界は多チャンネルの時代を迎え、視聴者の選択肢はますます増加しつつあります。 これは人々の価値観の多様化に伴う当然の流れともいえるでしょう。今までは比較的万人を対象としてきた 番組の作り方も、衛星デジタルテレビ等の多チャンネルメディアでは大きな変化を遂げることとなるでしょう。それはまた作り手に とっても、今まではある程度の規模の組織にしか許されなかった番組制作の場が、小規模の組織、強いては個人レベルにまで 広がる可能性を秘めています。例えばこれまで、海外取材番組でも、制作の中心は飽くまで日本であったものから、完全な 現地制作のものも現れ始め、制作形態そのもののグローバリゼーションが進んでゆくことが考えられます。

STRANGER IN DOWN UNDERは、そういった時代に向けての一つのプロジェクトとして、日本人の視点から見たオーストラリアを、 ダイレクトに伝える、現地制作体制の整備を目指し、ここに仮想放送局を開局し、1998年における本格的始動に向けての布石とし たいと考えています。

5. 7. 1998

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